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アルゼンチンタンゴ [映画]

P1090739.JPG『アルゼンチンタンゴ』は、首都ブエノスアイレスで大衆に育てられ、支えられてきた大衆の音楽。『タンゴは、3分のドラマだ。音楽と歌と踊りが3つ揃って完璧な大衆芸術になる」(ホセ・リベルテーラ)=伝説のマエストロたち=という副題がついている全篇アルゼンチンタンゴが奏でられている、珠玉の音楽映画。P1090740.JPG歴代のマエストロたちが一堂に集い、演奏会を開催する文字通り本物のミュージシャンが、勢ぞろいする珍しい映画。聴きごたえはもちろん、見ごたえのある異色の音楽映画です。タンゴはきいているだけでも心躍る民衆の音楽だなと、改めて感慨を深くしました。これでかつて観た別の映画を思い出すのは、アルパチーノ主演の「セント・オブ・ア・ウーマン=夢の香り」という1992年のアメリカ映画です。両目を失い死を覚悟している退役軍人が、感謝祭の休みを利用して介護のアルバイトで雇った若い学生に、生きていくことの大切さを無言で説いてゆく中、偶然見知らぬ(何とかという香水の香りが漂う)若い女性(ガブリエル・アンゥオー)とカフェでタンゴを踊るシーンが印象的に思い浮かびました。それぞれの国に、人々の心のうちに音楽は、さまざまなジャンルで人の心を揺り動かす空気や水のように、なくてはならない最も大切な栄養素なんですね。

 


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