「さよならドビュッシー」 [映画]
「月の光」といえば、ドビュッシーの名曲。それを題材にした「さよらならドビュッシー」という、きょう1月26日封切りの映画を相棒とみてきました。
終わって、まんまるい月の光が、帰り道を明るく照らしてくれていました。
原作は、中山七里の「さよならドビュッシー」(宝島社)「このミステリーがすごい大賞受賞作品」のミステリー小説の映画化。
最初から最後まで、美しい旋律が奏でられるこの映画は、スクリーンから目が離せないほど、感動的なものでした。
「人は誰かのために生きている、それを糧に人はそれぞれの思いの中で生きている、私はピアノを介して、その人に恩返しをしたい・・・」この作者は、一方でそんな思いを訴えたいと思って描いた作品なのではないかと思いました。
映画には音楽は欠かせないものですが、この映画にはバックミュージックがなかったのです。あるのは、ドビュッシーの「月の光」。
涙と感動を誘う、秀逸な日本映画でした。
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