天使と悪魔 [映画]
久々に昨夜レイトショーで、相棒と「相棒」ではなく「天使と悪魔」(え、この言い方のほうがぴったりですって?)を見てきました。もうとっくに”シニア割”でも、”夫婦割”でもあるので一人千円、ネットで予約したので手数料100円。座席もある程度ゾーンで指定できるので、安心。トム・ハンクスとユアン・マクレガーは、お馴染み。全編がヴァチカンとローマのロケで、古代の雰囲気がかもし出される中、初めから終わりまで息をつかせないスリリングな展開は、結構迫力もあって、楽しめる映画でした。最後は、あとで考えると、ああそうだったんだ、とうなずかせるのですが、でもあそこで終わっていてほしかったなと思う余韻を残した、どんでん返しがこの映画のポイント。古来から人間は主義主張と自己防衛に始まっているなと、妙に納得させられました。犯人が仕掛けた爆薬を探し出しに謎解きに奔走するのは、インディー・ジョーンズを思い起こさせたりしました。この映画は、イスラエル出身の「ミュンヘン」に出演していた、ヴィットリア・ヴェトラという科学者役の共演の美しい女性が引き立て、時限爆弾で爆破されるまでの時刻を刻んで進んでいくところなんぞ思わず身を乗り出しそう。最後に観客をあっと思わせる筋書きは、監督・ロン・ハワードの観るすべての人に共感を抱かせるような、いかにもアメリカ映画らしい映画でした。
2009-05-17 10:41
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